【ラーメンショップ】ネギみそチャーシューメン・セットを食べてみた|味は…人を選ぶかもしれない
※この記事は個人の感想に基づいた記録であり、店舗・企業への誹謗中傷を意図するものではありません。なおこちらのショップは2025年現在閉店しています。
🍜 ラーショに行ったきっかけ
深夜、ふと見たYouTube動画で、ラーメンショップ(通称ラーショ)のネギラーメンを美味しそうにすする様子が流れてきた。それを見たが最後、どうしても自分も食べたくなった。
ラーメンショップは地方の国道沿いに点在する昭和感ただようラーメン店で、熱心なファンも多い。以前古川の店ではいまいちだったが、店によって当たり外れが激しいという口コミを信じ、今回は初の三本木店へ。
“ラーメンは音楽と似ている”。気分によって感じ方が変わるし、時が経てば好きになるかもしれない。そんな一抹の期待を抱いての訪問だった。
🏠 店内の様子
事前にある程度覚悟していたが、店内はなかなかの昭和っぷり。雑多で荒れた雰囲気の中に、ラーメン二郎的な「汚さと旨さの相関」の法則を感じる。
来店は昼前で客は少なめ。だが12時を過ぎる頃には次第に賑わいはじめた。水やご飯はセルフサービスで、煎茶とほうじ茶が選べるのは地味に嬉しい。
ご飯は1杯150円(お代わり100円)とあるが、セルフだから茶碗に山盛りもOK。なるほど、ネットでよく見る「山盛り飯」の理由はこれかと納得した。
ただし、ライスサーバーに消毒設備はなし。衛生に厳しい人なら躊躇するポイントかもしれない。
🍥 ネギみそチャーシューメン・セット登場
注文は事前に決めていた「ネギみそチャーシューメン・セット」。火曜日は中盛無料ということで、もちろん中盛。麺の硬さはデフォルト(好みは聞かれず)。
ライスは自ら山型に盛り、餃子もすぐに登場。ビジュアルはなかなかの満足度。地方の古き良きラーメン、という風情がある。
👃 味の印象と失速するテンション
テーブルにはニンニク、おろし、胡椒などの調味料が揃っており、筆者はウキウキでカスタマイズ。だが、食べ進めるうちにテンションは徐々に下降していく。
まず麺。明らかに伸び気味で、スープを吸って膨らんでしまっている。ボリュームがある分、後半はかなりきつく、スープ本来の味もぼやけてしまった。
セットのライスも、ご飯自体は悪くないものの、ラーメンとの相性が微妙で進まない。チャーシューは気前よく載っていたが、後半は食べ飽きてしまった。チャーシューメンにしなければよかったとすら思った。
餃子はモチモチ系で悪くなかったが、ラーメンの麺をすすり続けるのは正直苦行だった。しかし「せっかく来たからには完食する」というラーメンブロガーとしての意地で、しっかり食べ切って店を出た。
💬 総評・感想
ラーメンという食べ物は、基本的にどこで食べてもそこそこ美味い。しかし、それでもまれに「これはキツいな」と思う一杯に出会う。
今回のラーショ三本木店「ネギみそチャーシューメン・セット」は、筆者にはやや重たかった。スープの濃さと麺の状態、チャーシューの質、そして全体のバランス――それらが自分の好みに合わなかったというのが正直なところ。
ただ、ラーメンの評価は個人の味覚と体調、気分に大きく左右される。この記事はあくまで一個人の体験記であり、ラーショファンの方には「今回はそういう日だったのだな」と広い心で受け取っていただけたら幸いである。
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