【包茎手術の体験談】仮性包茎を治療した筆者が語る、清潔感と自信を取り戻すまでの記録
はじめに|人には言えない、でも誰かに届いてほしい
ずっと書くつもりのなかった話がある。いや、墓まで持っていくつもりだった。
でもここまで生き延びてしまった以上、この“告白”がどこかの誰かの参考になるなら、それはそれで意味があるのではないかと思った。
それが、仮性包茎の手術についてだ。
30代前半、女性関係が活発だった頃に受けた手術。この記事はその体験記である。
包茎との付き合い|悩むほどでもないが、気にはなる
仮性包茎とは、平常時に亀頭が皮に包まれていても、勃起時には自然に露出する状態。医師からも「問題なし」と言われ、そのまま十数年放置していた。
実際、多くの男性にとって仮性は珍しいものではなく、筆者も特に気にしていなかった――ある時までは。
決意のきっかけ|サイパンの太陽と、痒みと、集中力の低下
30代になり、遊び相手も増えた頃。
サイパン旅行中にデリケートゾーンが炎症を起こし、肌がピリつき、ムズ痒く、落ち着かない。
相手の前で自信を持てない。清潔感も損なわれる――これを機に「やるしかない」とクリニック探しを始めた。
クリニックでの体験談|施術はあっという間
ネットで見つけた都内のクリニックに予約し、カウンセリングを受けた。
術式の違いで価格は変わるが、筆者は「目立たず自然な仕上がり」を選択。
増大オプションはスルー。正直、そこにお金をかける必要はないと判断した。
手術自体は麻酔下で行われ、痛みも少なく、30分程度で終了。
術後の生活|我慢と消毒と、ちょっとした哀愁
術後しばらくは性行為はもちろん、自慰もNG。
毎晩、風呂上がりに消毒しながら、「傷がちゃんと治るだろうか」と不安になる日々が続く。
小さな血の粒と薬の匂い。その姿は、どこか寂しいようで、でもどこか誇らしかった。
最初の「解禁」|ある意味、記念日
治癒が完全ではない時期に、意を決してお気に入りの女性を呼び、
「実は…」と正直に話した。
彼女は驚きつつも笑って受け止めてくれた。
優しさとは、こういう時に沁みる。
術後の変化|清潔感と快感が一気にアップ
術後、性行為における快感は確かに変わった。
感度が上がり、自信を持って臨めるようになったことで、パートナーとの関係性もより自然でポジティブなものに。
清潔になり、炎症もなくなり、「気にしなくていい状態」になる安心感が何よりも大きい。
結論|「自分のためにやる」選択を肯定する
仮性包茎は医学的に必ず治療すべき状態ではない。だが、
自分の身体に対する不安や不快感、衛生面でのストレスがあるなら、
手術を検討する価値は十分にある。
ただし、信頼できるクリニックを選び、オプションに踊らされないよう注意が必要だ。
関連リンク・あとがき
気づけば、あれから10年以上が経った。
悩んでいたことが嘘のように忘れていたが、それは手術が“正解”だった証でもあるのだろう。
◯彼女と観るならこれ:映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』レビュー
◯三島由紀夫で文学も語ってます:三島作品レビューまとめ
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