エッセー

【アルジャジーラ】超硬派な感じのカタールのニュース放送

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高円寺南に、かつて”王様の室(おうさまのへや)というファッション・ヘルスがあったのは伝説。マットはなく昔ながらの共同シャワー利用のアヘアヘ施設である。現在は名前を変えて同店舗で営業しているような気もするが、筆者の知る由もない。

今私が夢を見ているのだとしたら、直に目が覚めるはずである。あるいはまた眠りに落ちて夢の続きを見たいと願い、それが許されるのなら、もう一度目が醒める前に眠りの中に落ち、見ていた夢の続きを見れるはずである。

しかし今私が夢を見ているのではないのなら、今は亡き”王様の室”にもう一度入り、女の子とアヘアヘできるはずである。若々しい尻をぎっしりと揉みしだき、潤んだ肛門とヴァギナに舌を挿し入れ。

なぜこんなことを言うのかというと、今世界で起こっている事が夢の中なのか、それとも現実なのか、いまいち私には確信が持てないからなのだ。

中東

”アルジャジーラ”その名は聞いたことはある人も多いだろう放送。正確にはカタールに本拠を置く。世界地図ではアラビアの東の端っこにある。

”中東”は、我々日本人にとり恐ろしい所のように思われているが、これは映画の見過ぎによる。もともと中東ほど学問や文明が発達した地域はない。アメリカの大都市を世界の中心のように思うのではなく、”中東”に視点の中心を置き換えることで、全世界のヴィジョンがはっきりする。

ライブ

”アルジャジーラ”はライブ放送をやっておりYoutubeで配信されている。コロナ・ウィルスのニュースを見るのに、日本の番組だけでは足りない。そこでアルジャジーラ・イングリッシュという番組があるので登録しよう。

またフランス24という番組もライブをやっている。しかしこちらはフランス語番組である。どちらも偏った日本のニュース放送の枠から脱し、広い目で世界を見るのに役に立つだろう。

学校が休みなら退屈な英会話の参考書を捨てよう。これらを見る方がはるかに面白いし勉強になり、馬鹿な日本人の友達より賢くなれる。

ニュース

”アルジャジーラ”はとてつもなくかっこいいニュース番組(そう呼んでよければ)である。ぜひお勧めする。

生まれた時すでに、車が走っていた。テレビがあり、お風呂があった。生まれてこのかた路上に転がる死体どころか、血が吹き出すのさえ見た事がない。腐る遺体も見たことはない。

そして半世紀、今私はパンデミックの時代にいる。不思議だが、アルジャジーラが発信しているのは、ほとんがパンデミックだ。私はひたすらそれを視聴する。これは夢なのか、それとも夢ではなく現実なのか、そう思いながら。

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