「哲学」 一覧

【プラトン】「クリトン」行動はいかにあるべきかということについて〜レビュー

2017/05/31  

プラトンの著作「クリトン」は短い。ソクラテス最後の日々を綴るプラトン全集第1巻に収録されていて、「パイドン」で亡くなるソクラテスを仲間のクリトンたちで助けようと申し出る。言わば保釈金みたいのを看守につ ...

【チベットの死者の書】ちくま学芸文庫版〜詳細考察

2017/05/27  

本の全体構成 この書物「チベットの死者の書(バルドゥ・トェ・ドル)」は三巻から成る。 第一巻はチカエ・バルドゥとチョエニ・バルドゥ 第二巻はシパ・バルドゥ 第三巻は祈願の文書 である。カタカナで書いて ...

【プラトン】「エウテュプロンー敬虔について」読後〜感想と要約

2017/05/22  

プラトン全集第1巻に収録 岩波書店のプラトン全集の邦訳は、日本全国いたる所に設置された図書館の本棚を潤す貴重な養分である。全15巻をコンプリートするには難しく、中には絶版で希少な巻もあるので図書館では ...

【ヘルメス文書】ヘルメス・トリスメギストスの著作とされる謎の文書とは

2017/05/21  

経緯 ヘルメス・トリスメギストスは同一であるローマ神話でのメルクリウス、ギリシャ神話のヘルメスとエジプトの神トートが合体した神である。ヘルメス・トート神とも呼ばれ、トート神は神々の書記官として知られる ...

プラトン【パイドン】「魂の不死について」〜毒をあおぐ直前の対話・レビュー・考察・要約

2017/05/13  

要約 ソクラテスが市民から訴えられて死刑になり、獄中で毒を仰いで亡くなったエピソードは名高く、裁判におけるソクラテスの弁明も一つの対話編として出ている。 「パイドンー魂の不死について」はまさしく刑が執 ...

ブッダの教え【真理のことば・感興のことば】岩波文庫〜釈迦の名言をまとめた本の感想

2017/05/06  

思想 「ブッダの真理のことば・感興のことば」は決して面白い内容ではない。それどころか最初から全部読んでいると、だんだん生きていることにうんざりしてくるので、自らを傷つけたい願望がある人にはお勧めはでき ...

チベット仏教【マンダラ】の意味〜「チベット死者の書」についての考察

2017/05/03  

マンダラの視覚的効用 ちくま学芸文庫版「チベット死者の書」(1991年川崎信定訳)には解説的な意味合いでマンダラが3枚付いている。チベット仏教の密教実践者たちが精神を集中するため、これらのマンダラに向 ...

デカルト名言集【方法序説】あまり知られていない第3部を掘り下げてみる

2017/05/02  

  無駄なページのない本 このページ数の少ない思想書の第1部から第3部は、言うなればブログ風でさして面白くないというようなことを私は以前の記事で書いた。しかしこの本はさすがに歴史に残る学者に ...

デカルト【方法序説】〜我思うゆえに我在り〜について考える

2017/04/21  

デスク上のiMacの画面には「ブレードランナー2049」が映写されている。金がなくて買えないジョニーウォーカー12年の代わりに、赤の安物が入ったロック・グラスが置かれている。この酒によく合うキャラメル ...

チベット密教【チベットの死者の書】紹介〜60年代ヒッピー、心理学者ユングにも支持された聖典

2017/04/11  

バルドゥ(中有) 1993年バブルも終焉を迎えた頃、一冊の本が話題となった。「原典訳チベットの死者の書 川崎信定訳」がそれ。内容はチベットで現在も家に備えられ人が死んだ時などに唱えられる経典である。 ...

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