「小説」 一覧

【エドガー・アラン・ポー】「赤死病の仮面」〜終末の舞踏会に紛れ込んだ不審者

2017/06/16  

「赤死病」とは アメリカが産んだ悲運の鬼才、エドガー・ポーの短編「赤死病の仮面」(The Masques of the Red Death)は筆者個人的に大のお気に入りのひとつである。物語はポーの作品 ...

【エドガー・アラン・ポー】全集〜「告げ口心臓」のふたつの恐怖

2017/06/15  

告白という形 The Tell-Tale Heart「告げ口心臓」はエドガー・アラン・ポーお得意の短編スリラーである。この小説が優れているのは、文字による告白という形だけで人間の極限の狂気を表現してい ...

【太宰治】について語ってみる〜女たらし・酒飲み・甘ちゃん・薬中・腑抜け

2017/06/13  

津島修治の一生 太宰治、本名津島修治は1909年に現在の五所川原市に生まれた。そして1948年に38歳にして女と一緒に東京三鷹市を流れる玉川上水で入水自殺した。相手の女性は愛人だったそうであるが、写真 ...

【エドガー・アラン・ポー】「陥し穴と振り子」〜ソリッド・シチュエーション・ホラー的短編を紹介

2017/05/08  

ホラー映画 創元推理文庫のポー小説全集3巻は名作が多い。モルグ街の殺人、メェルシュトレェム、告げ口心臓などが収録されていて粒ぞろいだ。中でもポーの妖しい狂った世界観が見事に描かれている「落とし穴と振り ...

【城の中のイギリス人】マンディアルグのエロティシズム小説・澁澤龍彦訳紹介

2017/05/01  

マルキ・ド・サド的悪の教典でありながら、マンディアルグ本人いわくシュルレアリスムの代表的な作品。エロティックな内容を含みつつも全体に芸術の奔流が流れており、ただのエロ小説とは圧倒的に異なる。 澁澤龍彦 ...

マンディアルグ【生首】短編集「狼の太陽」より〜あらすじと感想

2017/04/26  

アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの『狼の太陽(soleil des loups)』に収録されている「生首(La Vision capitale)」は、名実共に優れた作家の最高傑作短編の一つである ...

エドガー・アラン・ポー【モルグ街の殺人】〜史上初の推理小説・レビューとあらすじ

2017/04/15  

推理小説が生まれたとき 1841年、エドガー・アラン・ポーによる記念すべき世界文学史上初の推理小説「モルグ街の殺人」が発表された。モルグ街で起こった残虐かつ奇妙な殺人事件を、オーギュスト・デュパンと「 ...

【マンディアルグ】小説「大理石」に隠されたシュルレアリスティックな秘密

2017/04/12  

題名 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ(1909−1991)はフランスの作家・詩人。1953年に出版された「大理石」(marbre)を初めて読んだのは、二十歳の時1991年のことだった。人文書院 ...

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