日常

暖房のない部屋で生きる方法

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この記事は主に寒いのは嫌だけれども光熱費をかけたくない・かけられない在宅ワーカーの方や、事情があって引きこもっておられる方、住んでいる家の工法が古いため全然暖かくない方たちに向けて書かれている。

氷の世界

東北の山岳地帯の冬は厳しく、関東の比ではない。ここに記す寒い部屋で過ごすための防寒対策が、北海道や本州最北部で通用するかどうかまではわからない。しかし関東以南では余裕だろう。

設定環境として部屋は断熱材なし・サッシは結露しまくりの単板ガラスの家ということで進める。外気温はマイナス10度にしよう。また暖房は事務用足元ヒーター以外使わないということにしよう。

山善(YAMAZEN) ミニパネルヒーター(温度調節機能付) ホワイト DP-SB166(W)

何だ、暖房なしじゃないのかと言わないでほしい。この機器は全然暖かくない。あくまで暖房のある部屋の補助機能しかないからだ。ただし輻射式パネルヒーターだから付けっ放しでも電気代がほとんどかからない。いわば気休めでしかないのだが、灯油やエアコンの電気をガンガン消費するよりはましである。このしょぼいヒーターは、付けっ放しにすることで室内の仕上げ材をうっすらと温めるから多少は役に立つのだ。言っておくがこれだけだと全然暖かくないので覚悟してほしい。

防寒着

暖房がない部屋にいるのならそこは室内だと考えないことだ。屋外にいるものと仮定する。屋外で寒くないようにはどうするか。答えは一つ、防寒着を着ることだ。

何だ、当たり前じゃぁないかと言わないでもらいたい。防寒着の選び方、着こなしも非常に重要なのだから。

まず価格。どこで買うか。ワークマンで買うのだ。ブランドものの登山用アウターは高性能間違いないのはわかるが、高くて買ってられない。ワークマンの防寒着は屋外で作業する現場用・プロ用であり、どんな過酷な気象環境でも仕事をしなければならない現場作業員の方々を客としている。それでいながらワークマンの防寒着は庶民の味方で安い。しまむらやイオンも安いかもしれないが、機能面からワークマン以外の選択肢は基本的にないと思っていただきたい。部屋に暖房がなく、メチャクチャ寒くて耐えられなければワークマンへ行け。必ず寒さを吹き飛ばすビッグ・アイテムが安く手に入る。

商品例

それでは筆者がワークマンでゲットしてそれを着ることによって部屋の寒さなんかクソみたいに吹っ飛ばしたアイテムをいくつか紹介していく。ワークマンはアフィをやっていないので類似の商品のリンクを貼っておくので参考にしてほしい。もちろん気になったらそちらで即購入してもらって結構だ。だがワークマンの方が安い。

フリース・ルームソックス

北国の冬は半端ではなく、家の中といえども靴下一枚だけ履いて耐えられるものではない。よって靴下を2枚履くことになるのだが、ルームソックスを普通の靴下の上に履くことで足の冷えを忘れることができる。

もちろん靴下も冬用の厚手のものにした方が絶対に良い。それだけでも暖かさが全然違う。

おたふく手袋 ボディータフネス 発熱・保温 テックサーモ 靴下 先丸 2足組 グレー JW-157

 防寒つなぎ

作業用つなぎしかも厚手の屋外冬タイプを選択することによって、とんでもない暖かさが暖房のない部屋で得られる。着る毛布だの、動ける寝袋だのしゃれたものは他にもあるが、これを置いて勝るものはない。つなぎだから家事や仕事もできるし、お客さんの前に立つこともできる。暖かいアウターの上下をそれぞれ着込むのと違って、腰のところで切れ目がないから隙間から体温が漏れない。身体の保温が家に例えるならば気密住宅・サッシに例えるならペアガラス状態になる。すなわち風吹きすさぶ屋外にいるものと思ってジッパー及びボタンというボタンを全て閉じると、体が発散する熱がつなぎの中に閉じ込められ、体とつなぎの間の空気が断熱効果をもたらしてすごく暖かいのだ。このまま何枚も重ねた毛布の寝床に入って寝たって良い。筆者はこれを「パワード・スーツ」と呼び風呂上がりに着込むと無敵の状態になる。

インナーウェア

その他下着類も間違いなく冬用の厚手のタイプに変えるべきである。上は長袖の冬用、下は冬用タイツといった風に。冬の寒さに特化した下着は肌にぴっちりと張り付いて、摩擦と気密で体温を逃さない。人間は食事や運動をすると熱を出すが、その熱を後から後から溜め込んで自らの発する熱量によって、暖房のない部屋や極寒の野外でも苦なく乗り切ることができる。

おたふく手袋 ボディータフネス 発熱・保温 テックサーモ ロングタイツ 前開き モクグレー M JW-161

厚地防寒肌着 Heat Thermo(ヒートサーモ)長袖丸首Tシャツ(5L, 4.チャコール杢)

 まとめ

場合によってはドラッグストアの一角などで価格・機能の優れた防寒アイテムを見つけられることがあるので、ちょっとのぞいてみても良いかもしれない。だが結論としては暖房ない部屋の救いはワークマンにあるということを、凍死したり電気代・燃料代が払えなくて死ぬ前に思い出してほしい。 😎 ワークマンではサイズも大き目のものを揃えてるから、デカイのを買って中に何枚も着込むと良い。

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