「小説」 一覧

泉鏡花【高野聖(こうやひじり)】他短編〜感想・レビュー

2018/04/11  

難しい文章 泉鏡花、その名前を耳にしたことはもしあっても、実際にその小説を読んだことがある人は少ないのではないだろうか。そんなことはないだろうか。 筆者もまた中年のおっさんにして初めて「高野聖」を読ん ...

【谷崎潤一郎】という未踏の世界〜いざ迷宮へ

2018/04/05  

日本文学の魅力 これまでいっかな日本の文学に興味を持たなかった私に、日本の文化の良さ・魅力というものに目を向けさせてくれたのは三島由紀夫氏のおかげだった。 日本語という国語の持つ美、文字の織りなす魔力 ...

三島由紀夫【豊饒の海】まとめ(1)〜「春の雪」「奔馬」レビュー・解説・感想

2018/02/28  

およそ1965年から1970年死の当日までにかけて製作された大長編小説「豊饒の海」は全4巻から成っている。三島由紀夫自身がこの作品について色々解説しているが、想定があまりにも壮大である上かなり主観的。 ...

三島由紀夫【英霊の声】あらすじ・要約・レビュー〜2018年最新版

2018/02/12  

三島由紀夫の1966年発表短編小説である。霊媒師の元に集った主人公を含む一行が、降臨した神霊の言葉を聞く。 概要 呼び出された霊は2.26事件で処刑された青年将校らと、大東亜戦争で散った神風特別攻撃隊 ...

三島由紀夫【夏子の冒険】長編小説を紹介・レビュー

2018/02/05  

概要  久々三島由紀夫レビューである。最近暇がなくて本を読むどころではなかった。地元図書館にある文庫版・三島由紀夫は「豊穣の海」(これは楽しみにとってある)4部作以外は読み尽くしたので、最後の一冊がこ ...

三島由紀夫【命売ります】小説・レビュー〜ライフ・フォー・セール社〜値段は言い値でおk

2018/01/19  

三島由紀夫の「命売ります」はいかにも氏らしいテーマ・タイトルと思われることだろう。この作品は「週刊プレイボーイ」に1968年、つまり氏が割腹自殺する2年前に21週にわたって連載された。 週刊プレイボー ...

三島由紀夫【音楽】「精神分析における女性の冷感症の一症例」〜について紹介

2018/01/04  

またすごい本を読んでしまった。たまたまかもしれないが読み終わった昨夜から眩暈・吐き気・耳鳴りがする。今後氏を三島由紀夫先生と呼びたいがそこは我慢しよう。 手記  この長編小説はとある東京の精神分析医、 ...

三島由紀夫・短編集【鍵のかかる部屋】を紹介〜禁断の少女愛への誘惑

2018/01/01  

少女愛 この短編集は新潮文庫で出ているのだけれども、とても気に入った。買ってずっと持っていたくなる本である。 まず表題作「鍵のかかる部屋」はまさかの少女愛の話だった。役所勤めのエリート青年・一雄がとあ ...

三島由紀夫【仮面の告白】レビュー〜元少年Aの「絶歌」と比較

2017/12/26  

原点 三島由紀夫の最初の長編小説であり原点と言える「仮面の告白」をレビューする。戦後まもなく出版されたこの作品は当時はかなり斬新だったことであろう。あたかも「限りなく透明に近いブルー」を出した村上龍の ...

三島由紀夫【潮騒】2017年最新レビュー・あらすじと感想

2017/12/21  

舞台 三重県沖伊勢の海に浮かぶ小さな島、歌島。今は神島と呼ばれ八代神社を祀ることで知られる観光名所でもある。 この小説が書かれたのは1954年、わずか戦後9年しか経過していないにもかかわらず若者同士の ...

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