「小説」 一覧

三島由紀夫【潮騒】2017年最新レビュー・あらすじと感想

2017/12/21  

舞台 三重県沖伊勢の海に浮かぶ小さな島、歌島。今は神島と呼ばれ八代神社を祀ることで知られる観光名所でもある。 この小説が書かれたのは1954年、わずか戦後9年しか経過していないにもかかわらず若者同士の ...

三島由紀夫【沈める滝】解説・感想とあらすじ〜オリジナル・レビュー〜

2017/12/16  

さて今回もハマり中の三島由紀夫。ちょっと飽きてきたがまだ大丈夫だ。何しろ読んでないのがまだたくさんある。長編小説「沈める滝」について書こう。 御曹司 この小説には昇という女たらしの青年主人公が出てくる ...

三島由紀夫【肉体の学校】を紹介〜あらすじと感想

2017/12/11  

映画 この「肉体の学校」またはフランス映画にもなった題名からすると「肉の学校」は、三島由紀夫の長編でありながらとても読みやすい軽いテンポの作品である。どちらかというと喜劇的で笑える場面が多いように感じ ...

三島由紀夫【愛の渇き】最新レビュー〜老人と再婚した元未亡人の奇形の愛〜

2017/11/29  

ここのところ三島文学にすっかりハマっている。やはり原文を原文のまま読むことができるというのは、日本人の特権であろう。 西洋の名作の翻訳も良いが、軽薄になってしまった現代語に溢れる世の中にあって、三島由 ...

三島由紀夫の短編【憂国】切腹・愛と死〜あらすじ&最新レビュー

2017/11/13  

概要 三島由紀夫の短編である「憂国」。いかにも右翼っぽい題名で映画化もしており、割腹自殺した同氏らしいテーマがふんだんに扱われた政治的な小説だろうと勝手に思っていた。映画には三島由紀夫自身中尉の役で出 ...

三島由紀夫【午後の曳航】〜少年法とエロティシズムが解剖台の上で結婚

2017/10/13  

栄光と曳航 「曳航」という単語だが、辞書で調べないと意味はわからない。ただ、「えいこう」と読むのはわかる。おそらく船乗りの用語だと思われる。この作品では「栄光」が一つの鍵となっており、実際に船員が登場 ...

日本の誇る昭和の作家【三島由紀夫】「金閣寺」レビュー

2017/10/06  

聞くところによると三島由紀夫の最高傑作とされる「金閣寺」だが、贔屓のない客観的なレビューをしたい。 あらすじ およその筋としては文庫版の裏表紙からも読めるように、幼い頃から父の語り伝えによって金閣寺の ...

【エドガー・アラン・ポー】「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」執筆背景・レビュー

2017/07/20  

ポーの冒険長編小説 創元推理文庫ポー小説全集第2巻に収録されている「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」を中心としたポーの記事である。 エドガー・アラン・ポーは著名な短編作家・詩人とし ...

マンディアルグ【大理石】に斬られる!証人のささやかな錬金夢(2)

2017/07/02  

マッコウクジラ 今回もオニロスコピーの続きである。〜を斬る!という文句は何かを分析し解明するときに使われる低俗なテレビ番組風の言い回しであるが、作者に敬意を込めてあえて反対にした。 第一の夢として描か ...

マンディアルグ【大理石】証人のささやかな錬金夢(1)

2017/06/29  

オニロスコピーとは 錬金夢とはオニロスコピーと言うらしい。マンディアルグ作で澁澤達彦訳「大理石」の4番目のセクションである「証人のささやかな錬金夢」petite oniroscopie du temo ...

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